月華です。
時々、『大航海時代Online』について訊かれることがあるので、ちょこっとご紹介してみることにしました。

※かっこよさではピカ一と思われる「大型ガレオン(無印)」。船は用途によって「冒険用」(船足が速い)、「交易用」(倉庫が大きく交易品を多く積める)、「海事用」(装甲が厚く耐久力が高い)に分かれます。(無印)はほとんど冒険者用です。
ゲームは実在したヨーロッパの「大航海時代」を舞台に、冒険者、交易商人、軍人の大まかにいって三種類の職業を選んで好きなように行動するゲームです。
レベル上げが目標というわけでもなく、金儲けが目標というわけでもなく、その人なりに好きなように過ごすことが出来る点が気に入っております。
行動できる範囲は洋上がほとんどで、港から上陸できる「街」と探検などを行える「上陸地点」があります。街では買い物やクエストの紹介などが行えます。
現在は「航海者学校」とかいう初心者向けのガイド施設があって、初心者用のクエストが用意されているわけですが、どんだけ親切なんだよ。ゆとり舐めてんだろ、と思わざるを得ません。
うちのキャラは冒険メインですので、通常、冒険ばっかりしてます。
冒険の仕方は3通り。
1、各拠点の冒険者ギルドでクエストを請け負う。
大概は何かしら「発見」するのが目的になります。歴史遺物(「クレオパトラの胸当て」とか)を発見したり、高名な美術品(ミケランジェロの『天地創造』とか)を発見したり、遺跡(ピラミッドとか)を発見したり、珍しい生物(キリン、チーター、ライオン他アフリカは希少生物の宝庫です)を発見したりして、経験値とスキル熟練を稼ぎます。
2、各拠点の書庫で本を漁ると、地図が見つかります。ギルドのクエと同じで、何かしら発見することが出来ます。
3、沈没船探索
ゲーム内で普通に行動しているだけでも、『沈没船地図の断片』というものが手に入ります。例えばクエストを達成した時ついでにもらったり、造船所で船を作ったついでにもらったり、探索・採集などを行っている時に偶然見つかったり......。断片を何枚か集めると、沈没船が沈んでいる海域の地図が手に入ります。あとは、その海域に行って、副官のメッセージを頼りに沈没ポイントを見つけてサルベージします。引き上げた沈没船の中を探索して、お宝を手に入れるのが楽しいです。
交易商人は、世界中を船で移動して、珍しい物を原産地で安く購入し、高く売れる場所で売りさばいて利ざやを稼ぎます。稼いだお金を港に投資して、その港を祖国の同盟港にすることができます。
現在の主な交易品は宝石、貴金属、そして香料などです。もちろん他にも売買して美味しい交易品はあるのですが、安全に運べて、安定的に売れるものというと前述の三種に落ち着くようです。インドが実装されたばかりの時はコショウが最高だったんですけどね。
軍人は......というより「海事職」と呼びますが、砲撃力やら白兵力やら、とにかく軍事系スキルを挙げて、あとはやりたいようにやります。
PC(Player Character)を襲ってPKとなって悪名つけるもよし、PKを返り討ちにしてPKKになるもよし、対人は無視してひたすらNPC襲ってレベルを上げてもよし。
まあ、大概の海事の人は『大海戦』という大掛かりな対人戦に備えて「模擬戦」ばっかりやってます。それが過ぎると「模擬っ子」とか「脳筋」とか呼ばれるみたいです......。
私の主な楽しみは冒険、発見の旅と、適当にふらふらすることですかね。
このゲームの良いところはグラフィックの美しさでもありますので。

※7陣営の本拠地の一つ、ヴェネツィアの首都ヴェネツィア。洋上では時間経過がありますが、街では昼夜の区別はありません。ヴェネツィアは常に黄昏時です。まあ、大航海時代中盤からはちょっと斜陽気味でしたからね......。

※イングランド南部、ソールズベリでストーンヘンジを発見するのは、かなり序盤から可能です。遺跡の中に直接キャラを立たせることが出来るのが、けっこう楽しみです。

※遺跡に近付いただけでは発見になりません。「発見クエスト」を引き受けた上で、ヒントを揃え、最後に発見ポイントで「視認スキル」を発動。条件を満たしていれば発見できます。
現在は、発見物は全て「カード」化されており、ゲーム内で対戦することが出来ます。
が、まあ、面倒なので滅多にやりません。
コンボとかあって面白いのかもしれませんが、自分の持ってるカードを把握するだけで大変なので。
だって、今現在、発見物が1000個超えてるんですよ......無理......。
最近で一番大きかった発見は、中米の遺跡テノチティトランでしょうか。
ただの発見クエストじゃなくて(難易度高いのには多いんですけど)、発見するまでに海戦あり、陸戦ありで、それなりに鍛えてメンバーをそろえないと達成できないクエストもあります。基本ソロで遊んでる人間には優しくない仕様です。
まあ、友達に声かければ問題ないんですけども......面倒で(ぼそ。

最初は地中海と北海などのヨーロッパ圏からアフリカ最南端のケープタウンくらいまでしか行かれなかったゲーム世界ですが、最近は世界が広く広くなってしまって、もはや残っているのは日本を中心とする太平洋アジア区域ぐらいだけです。
環太平洋の真向かい、北米西岸も空白ですが、あそこは元々ヨーロッパ人が入植する前の文化をきっちりゲームとして消化するには難しい場所なのでどうなるかは不明です。
日本を始め、韓国・台湾・中国は今年の12月からの新しいアップデートから実装されていくようです。
まあ、武将として妙にキラキラしい伊達政宗イラストが紹介されているのを公式で見てしまい、今からかなり嫌な予感がしているところです......。
でもって、現在、私はスエズ運河を行き来する連絡船の船上におります。
この後、運河を突っ切ったアラビア海に出て、ソコトラ付近に沈んでいるはずの沈没船探索を行う予定です。
この海域には海賊被害が続出しているとかで、某国からも巡視船が派遣されているような話があるようなないような......気をつけたいと思います。
本体の方は、あと3日働けばお盆休みです。(でも例の雑誌の仕事は@3週間続きます......)